- サイト設計のやり方が知りたい
- サイト設計をして効率よく稼ぎたい
- そもそもサイト設計って何?
本記事を開いた人は、このような悩みがある初心者ブロガーさんでしょう。
サイト設計はアフィリエイトをやるうえで、とても大切な作業です。しかし、初心者ブロガーはまだ手をつけなくていい作業になります。
そこで本記事では
- ブログ初心者がサイト設計を行わなくていい理由
- サイト設計を行うタイミング
- タイミングが来た時のためのサイト設計のやり方7ステップ
- 売れるアフィリエイトサイトの作り方
を解説。
参考にすると「今やるべきこと、今やらなくていいこと」がわかるため、作業効率UPと挫折防止に繋がりますよ。
「やることが多いな」と不安になっている方も読了後は、安心感をもってブログを開始できるので最後までご覧ください。
そもそもサイト設計とは?
サイト設計の概要や目的をすでに知っている方はこの章を読まないでOK。
「ブログ初心者はアフィリエイトのサイト設計をやる必要がない」に行きましょう。
サイト設計とは、ブログをどのように作っていくか考えてまとめていくこと。
具体的に何を考えるかというと
- ジャンルや方向性
- 売る商品
- 収益用キーワード
- 集客用キーワード
- カテゴリ
- 内部リンク
です。
それぞれの詳しい説明は後述しますが、サイト設計を行うと下記のメリットが得られます。
サイト設計のメリット
- 作業の効率化
→ネタ探しの時間を削減できるため - 上位表示と収益化の近道
→効果的な記事のみ作るためサイトに厚みがでる&回遊率がUPするため - 読者の満足度UP
→ブログに網羅性がでるため
つまりサイト設計を行うと、Googleと読者の両方から高く評価されるサイトができあがるのです。
ブログ初心者はアフィリエイトのサイト設計をやる必要がない
「こんなにもメリットがあるならやった方がいいでしょ」と思いますよね。しかし、ブログ初心者はサイト設計をやる必要がありません。
なぜなら、ブログ初心者の技量でサイト設計を行っても、効果的なサイト設計はできないから。
効果的なサイト設計を行うには、下記を正確に行う必要があります。
- キーワードの取捨選択
ブログは基本的にキーワードを軸に記事を書いていきます。キーワードにはハードルがあるため、選択をミスると記事を書いても読まれません。
キーワード選定は記事を書いていくごとに腕が磨かれます。
数記事しか書いたことのないブログ初心者が正確なキーワード選定を行えるはずがないため、ブログ初心者はサイト設計をやる必要がないのです。
むしろブログ初心者のうちはやらない方が効果的とも言えます。
・キーワード:ユーザーがGoogle検索する際に、検索窓に打ち込む「ブログ 始め方」などの文字の羅列
・キーワード選定:検索結果で上位表示を目指すキーワードを選ぶこと
後からサイト設計をやったら遅くない?
結論、まったく遅くないです。
例えば、右も左もわからない状態でサイト設計を行い執筆を行なったとしましょう。
効果的なキーワード選定ができないはずなので、いくら記事を書いても上位表示せず読まれません。
さらに、そもそもサイト設計が間違っていたなんて気づかないでしょうから、いくら経っても収益化はできないはずです。
一方、ある程度ブログに関する知識や経験がある状態でサイト設計を行えば、スタートは遅くてもゴール(収益化)までの距離が近づくので短期間で結果が出るでしょう。
もともと作っていた記事も修正はいくらでもできますから、後からサイト設計を行う方がブログ初心者にとってのメリットは大きいのです。
いつになったらサイト設計をやればいい?
サイト設計を行うタイミングの目安は、下記条件を満たしたとき。
サイト設計を行う条件
- 15記事以上執筆していること
- 取り組むジャンルの全体像を把握していること
- 執筆記事のうち数本が検索上位(1ページ目)にあること
上記が満たしていればスタート地点に立ったと言えます。
ちなみに、2番が少々分かりにくいため噛み砕くと、取り組むジャンルで必要になる記事を把握しているかということ。
そもそもどんな記事が必要になるのか知らないと、キーワード選定ができないからですね。
そもそもサイト設計がいらないブログジャンルはある?
トレンドブログは、サイト設計が必要ありません。
トレンドブログとは、事件や事故にかぎらず、芸能系のエンタメ情報やドラマ・マンガの感想など、世の中の関心が集まる出来事を記事にするブログのこと。
例えば「真剣佑の歴代彼女を紹介!モデルやインスタグラマーなど総勢〇〇人!」みたいな記事ですね。
サイト設計が必要なブログは、記事同士を繋げて1個のコンテンツが完成するようなブログ。1つの記事で完結するトレンドブログには必要ないのです。
トレンドブログを作る人は、サイト設計を気にしないでOKですね!
ブログアフィリエイトのサイト設計方法を7STEPで解説
現時点でブログ初心者はサイト設計をやる必要はありません。しかし、サイト設計の方法を"知っておくこと"は大切。
「サイト設計にはこれが必要だから記事はここを意識して作ろう」といったことができるため、後々のサイト設計のクオリティが上がります。
サイト設計方法
- ジャンルや方向性を決める
- 売る商品を考える
- 収益用キーワードを探す
- 集客用キーワードを探す
- カテゴリを決める
- 内部リンクを考える
それでは、上記の流れで解説していきます!
①:ジャンルや方向性を決める
まずは、ジャンルや方向性を決めましょう。
例えば、下記のようなことを決めていきます。
- ジャンル:転職系
- ターゲット層:何社受けても不合格続きで転職難民の26歳男性
- コンセプト:上位記事にはない本当にベストな転職サイトを紹介し、読者に最良な転職を実現させたい
- 差別化ポイント:100個の転職サイトを利用し転職
簡単そうに見えますが、意外と時間のかかる作業です。
下記の記事では、僕が実際に行ったジャンル・方向性の決め方を紹介しているので参考にしてください。
②:売る商品を考える
ジャンルや方向性が決まったら、売る商品を決めていきましょう。
売る商品とは、アフィリエイトできる商品のこと。
例えば、転職系のブログを作る場合は「リクナビネクスト」や「マイナビ転職」などが商品になります。
売る商品を選ぶポイントは、
- 報酬が高い
- 成約率が高い
- ある程度知名度がある
- ターゲット層の悩みを解決できる
- サイトのコンセプトと一致している
上記を満たしていれば、よい商品と言えるでしょう。
商品はASPから探すことになるので、下記を参考にASPを登録しましょう。
迷ったらとりあえず業界最大手のA8.netから探せばOKです。
③:収益用キーワードを探す
収益用キーワードとは、「〇〇比較」「〇〇レビュー」といった、ユーザーが購入に踏み込む一歩手前まで来ているキーワードのこと。
例えば、下記は収益用キーワードです。
- 〇〇 口コミ
- 〇〇 おすすめ
- 〇〇 ランキング
- 〇〇 申し込み手順
- 〇〇 ダウンロード方法
収益用キーワードはラッコキーワードで探すことが可能です。
転職系のブログをやる場合、「転職」と検索すると下記のようにキーワード一覧が出てきます。
前述した収益用キーワードの例を参考に探すと、「転職サイト おすすめ」「転職サイト ランキング」が収益用キーワードだと分かるはず。
収益記事はだいたいブログのTOPページに掲載されている場合が多いです。
自分と同じジャンルのブログを見つけて、TOPページを見てみると自分のブログに必要な収益用キーワードのイメージがわくかと。
ちなみに、収益記事の本数はサイト全体の10%で構成しましょう。
④:集客用キーワードを探す
集客用キーワードとは、お客さん(PV)を集めるためのキーワード。ロングテールキーワードとも言います。
例えば、下記のように月間検索数が少ないものが集客用キーワードです。
集客用キーワードを探す際は、下記を満たすものを見つけましょう。
- お悩み系のキーワード
- 検索ボリューム100~500
- 3単語以上の複合キーワード
- 収益記事に関係している
- 検索上位に個人or無料ブログがある
上記を満たすキーワードを見つけると、記事が上位表示されやすいうえ、収益化も近くなります。
また、集客記事の本数はサイト全体の90%を意識して構成しましょう。
⑤:カテゴリを決める
集めたキーワードをいくつかのカテゴリに振り分けます。
例えば、下記のように。
下記の流れでカテゴリを考えるとスムーズに決められるかと。
- 集めたキーワードを5カテゴリ以内に分類する
- 1で決めたカテゴリがトップページカテゴリになる
- トップページカテゴリからさらにカテゴリを分類しサブカテゴリを決める
- サブカテゴリに入るキーワードを決めていく
集めたキーワードがどんなカテゴリになるのかわからない場合は、自分と同じジャンルのブログを参考にすると決めやすくなりますよ。
⑥:内部リンクを考える
最後に内部リンクを考えます。内部リンクとは、 サイト内のページ同士を繋ぐリンクのこと。
基本的に必ず全記事なにかの記事と繋がっていることが、売れるブログのセオリーです。
収益記事から逆算して内部リンクを考えると、上手く記事同士が繋がるようになります。
上記のように記事が孤立することなく、誰かと手を繋いでいる状態がベスト。
読者が集客記事から収益記事にたどり着くように、柔軟に内部リンクを張り巡らせましょう。
MindMasterを使って記事同士を紐づけていくと頭が整理されますよ。
【ジャンル別】サイト設計の見本となるアフィリエイトブログ9選
ここでは、サイト設計のイメージができるよう参考になるサイトを紹介します。
主にアフィリエイトブログのサイト形態は、下記の4つに分類することが可能。
4つのサイト形態
- 比較・ランキング系
- 商品紹介系
- 講座形式系
- 情報紹介系
あなたのブログもどれかに分類されるはず。
これから各形態ごとに見本サイトを紹介するので、ぜひサイト設計の参考にしてください。
比較・ランキング系
比較・ランキング形のブログはアフィリエイトの中でも定番のサイト。
商品やサービスを比較することで、ユーザーに情報を届けやすいため、アクションを起こしてもらいやすいです。
参考サイト①:薬剤師転職deリスタート
カテゴリ | 就職・転職 |
サイトの説明 | 薬剤師で転職検討中の人に向けて転職のコツや就職情報などを解説 |
メインキーワード | 薬剤師・転職・転職サイト・比較・口コミ |
特に転職形のブログを書きたい人は参考になるサイトです!
参考サイト②:マッチングアプリ大学
カテゴリ | 恋活・マッチングアプリ |
サイトの説明 | 恋活・婚活中の男女を全力で応援するメディア。体験レビューやアプリ攻略法、様々なマッチングアプリの情報や恋愛に関する統計データを発信。 |
メインキーワード | マッチングアプリ・恋愛ノウハウ・婚活・恋活 |
トップページがかなり見やすく設計されています。
ユーザービリティの高いサイトを作りたい方はとても参考になるかと!
参考サイト③:食材宅配ガイド
カテゴリ | 食材宅配 |
サイトの説明 | 全ての食材宅配サービスを実際に利用することで、より信憑性の高いレビューを届けるサイト |
メインキーワード | 食材宅配・食材宅配ランキング・ネットスーパー・Oisix |
全記事を4つのカテゴリで綺麗に分類されており、カテゴリ分けの参考になるかと!
商品紹介系
商品紹介形のサイトとは、アフィリエイト広告であるサービスや商品1点をメインで紹介するサイト。
一つの商品をとことん追求する特化サイトになります。
収益記事のコンバージョン率(購入率)が高くなる傾向にあるサイト形態です。
参考サイト①:mineo×iPhone
カテゴリ | mineo |
サイトの説明 | 凄腕ブロガーが紹介する格安SIMのmineo特化サイト |
メインキーワード | mineo・mineoレビュー・mineo乗り換え方法 |
超特化のガジェットブログとかにも参考になるサイト形態ですね!
講座形式系
講座形式サイトは初心者向けのサイト構成で、1記事ずつ段階を踏んで理解してもらえるのが特徴。
ユーザーは順番に学んでいくことができるので、最終的に商品やサービスへアクションを起こしやすい形です。
当ブログも講座形式系に当たります。
参考サイト①:フォンブログ
カテゴリ | 仮想通貨・NFT・The Sandbox |
サイトの説明 | 実体験をもとに、初心者向けにNFT、メタバース、仮想通貨を解説するサイト |
メインキーワード | 仮想通貨始め方・NFT始め方・The Sandbox始め方 |
仮想通貨系のブログを始める人は、きっと参考になるサイトですね!
参考サイト②:STAND4U
カテゴリ | webデザイナー・フリーランス・プログラミング |
サイトの説明 | 初心者がWEBデザイナーになるまでの道のりやWEBデザインスキルアップの情報・勉強方法をまとめたサイト |
メインキーワード | WEBデザイナーのなり方・フリーランスのなり方 |
仕事で得たスキルを商品にしたい人は、参考になるサイトです!
情報紹介形
情報特化サイトは広告を主体とするのではなく情報がメイン。
情報を公開する中で、関係性のある広告を記事に乗せていくので、自然な流れで収益を上げることができます。
参考サイト①:ズボラ妻とマメ夫の生活ブログ
カテゴリ | ワーママ・子育て・妊娠 |
サイトの説明 | 妊娠・出産から育児まで、ワーママの時短術など自分のリアルな実体験を元にお役立ち情報を発信するサイト |
メインキーワード | 抱っこ紐ランキング・イニクス評判・こどもチャレンジ口コミ |
情報紹介系はSNSとの相性がいいです。
こちらのサイトはインスタで集客し、月7桁達成しています。
参考サイト②:瞬間男子
カテゴリ | アマゾン・受験勉強・YouTube・ブログ運営 |
サイトの説明 | 「やりたいことを心身ともに縛られず、思いのままに行動する方法」をどこよりもわかりやすく解説するサイト |
メインキーワード | 受験勉強おすすめアプリ・スタディサプリメリット・大学生Audible |
この方もメイン集客はSNS。
YouTubeもTwitterも万垢なので、SEOで負けてもPVが保証されるサイト設計ですね。
売れるアフィリエイトサイトの作り方・コツ
ここからは売れるアフィリエイトサイトの作り方やコツを紹介していきます。
意識してほしいことは下記の4つ。
意識すること4つ
- 収益記事を目立たせる
- 他サイトとの差別化をする
- ツールを使いこなす
- 記事がそろってきたらSNSも運用する
順番に解説していきますね。
①:収益記事を目立たせる
アフィリエイトサイトでは、収益記事をできるだけ目立つ場所に配置することが重要。
売りたい商品をアピールすることは、セールスのセオリーなので。
例えば、
- TOPページの上部に配置
- サイドバーに配置
- 記事の最後に配置
上記の位置に配置できればベストですね。
自分と同じジャンルのブログがどこに収益記事を配置しているか、研究してみるのもアリです。
②:他サイトとの差別化をする
差別化とは、サイトの個性みたいなもの。
個性がなければ目立つことができないため、他サイトに埋もれてしまいます。
例えば、
- 画像をフリー素材ではなく自作してみる
- 体験談もりだくさんの記事を作ってみる
- 自分の意見を主張する
- ターゲット層を絞り込む
などをすることでサイトに個性が出てきます。
競合と似ているサイトを作っても意味がありません。
堂々と自分を出していきましょう!
③:ツールを使いこなす
記事を作るには様々なツールを使います。使いこなせなければ当たり前ですが収益化できません。
例えば、サイト設計にはキーワード選定が重要と前述しました。
このキーワード選定にはGoogleキーワードプランナーが必要です。
他にも競合分析ツールや差別化を出すための画像編集ツールなど、他サイトに勝つにはツールは欠かせません。
下記の記事ではブログ歴2年の僕が厳選した神ツールを紹介しています。ぜひ導入して売れるサイトを作っていきましょう !
④:記事がそろってきたらSNSも運用する
検索上位に企業サイトがひしめくなかで、個人ブログが勝つにはSNS運用が重要になってきます。
なぜなら、SNSなら
- 企業サイトと戦う必要がない
- Googleのアップデートの影響がない
- 個人の方が信頼されやすい
- 権威性の獲得が可能
といったメリットが。
とはいえ、ブログ始めたての頃にブログと並行してSNSを運用するのは危険です。
両方運用するということは、2つブログを運用するくらいハードなことなので。
そのため、SNSはある程度記事がそろってきてから注力するのが、賢い戦い方になりますよ。
ブログアフィリエイトのサイト設計でよくある質問
アフィリエイトのサイト設計でよくある質問に答えていきます。
Q.特化ブログ・雑記ブログでサイト設計のやり方は変わる?
A.変わりません。
雑記ブログの方がカテゴリ数が多くなると思いますが、サイト設計のやり方が変わることはないですね。
Q.サイト設計をしてみたけど合っている自信がないです
A.そもそもジャンルに関する知識が足りない可能性があります。
やりたいジャンルの全体像を把握していれば、何の記事が必要でどの記事を繋げればいいか分かってきます。
憶測でサイト設計をしても不安になるのは当然。
やりたいジャンルのブログを読みあさってみるのが知識不足解消の近道ですよ。
Q.サイト設計後はどの記事から書いていけばいい?
A.収益記事から書いていきましょう!
収益記事は内部リンクとして1番使われる記事です。先に書いておいた方が記事作りがはかどります。
「ライティングスキルがない時期にメインの記事を書くのはちょっと...」と感じるかもしれませんが、あとで編集できるので問題ないです!
収益記事からどんどん書いていきましょう。ちなみに、記事の書き方は下記を参考にしてください。
Q.サイト設計時に決めておくべき最低限のキーワード数は?
A.30〜50本
もし、サイト設計時に抜け漏れがあったとしても、あとから追加すれば問題ないです。
収益キーワード10%、集客キーワード90%の割合になるよう、書くキーワードを決めていきましょう。
アフィリエイトのサイト設計は最低限の知識・経験をつけてからがベスト!
本記事ではアフィリエイトのサイト設計について解説しました。
ブログを始めたばかりの方は、まずは記事を書くことに専念しましょう!
下記条件を満たしてはじめて、効果的なサイト設計ができる状態になったと言えますよ。
サイト設計を行う条件
- 15記事以上執筆していること
- 取り組むジャンルの全体像を把握していること
- 執筆記事のうち数本が検索上位(1ページ目)にあること
焦らずに一歩づつ課題をクリアしていきましょう!
今回は以上です!
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