- クリックされるようなタイトルを付けるにはどうすれば良いの?
- タイトル決めに時間がかかってしょうがない
僕も最初の頃はタイトルの作り方が分かりませんでした。そのうえ、タイトルが決まるまで結構な時間がかかるという始末。
しかし、検索エンジンやユーザーに好まれるタイトルの作り方を知ってからは、クリック率が2倍に。
そこで本記事では
- 魅力的な記事タイトルを作るための準備2つ
- 【検索エンジン向け】ブログの記事タイトルの決め方3つ
- 【ユーザー向け】ブログの記事タイトルの決め方7つ
- 記事タイトルのクリック率を最大化する裏技3つ
- 魅力的なタイトルを付けるための練習方法
などをもとに、ブログ初心者でもクリック率UPが期待できるタイトルの決め方を紹介します。
特に、今まで感覚でタイトルを作っていた人は必見ですよ。根拠もなくタイトルを作ると、記事がまったく読まれず労働力のムダになりますからね。
タイトルの具体例も掲載しているので、作り方をイメージしやすいと思いますよ。
ぜひ最後まで見て記事を作る際、参考にしてください!
魅力的な記事タイトルを作るための準備2つ
魅力的な記事タイトルを作るには、事前に準備することがあります。
具体的には下記の2つ。
準備すること2つ
- 検索意図の理解
- 上位記事とは似ていない記事構成
上記の準備ができていないと読者に刺さるタイトルを作ることは難しくなりますよ。
理由も含めて、順番に解説していきますね。
①:検索意図の理解
タイトルを考える前に、そもそもキーワードの検索意図をきちんと理解していることが重要です。
なぜなら、検索意図を理解するとターゲットのイメージが鮮明になるため、刺さる言葉が出てきやすくなるから。
検索意図の理解はユーザーの理解になり、ユーザーの理解は刺さる言葉をタイトルに起用できるきっかけになります。
そのため、魅力的なタイトルを作るために、まずは下記を参考にキーワードの検索意図を深堀して理解に努めましょう。
②:上位記事とは似ていない記事構成
クリックされやすいタイトルを作るには、上位記事とは似ていない記事構成を準備する必要があります。
なぜなら、上位記事と似ている記事構成にすると、訴求ポイントも似るためタイトルが上位記事と似てくるから。
オリジナリティあふれる記事構成を作るには、下記を記事に記載しユーザーの悩みを解決しましょう。
- 論文
- 体験談
- 口コミ
- アンケート結果
- インタビュー内容
- その他上位記事には無い内容
どれかひとつでも用意できれば、オリジナリティあふれる記事構成ができますよ。
オリジナリティあふれる記事を作るのは難しいですが、類似記事を作るとそもそも上位表示されません。
上位表示されなければ、タイトルうんぬんの話ではなくなるため、記事構成には力をいれましょう。
【検索エンジン向け】ブログの記事タイトルの決め方3つ
クリック率が高いタイトルを作るには、ユーザーだけでなく検索エンジンにも好まれるタイトルを作成する必要があります。
検索エンジンが好むタイトルを付けられれば、SEO評価がUPし上位表示につながるからです。
そこでまずは、検索エンジン向けタイトルを作る方法を紹介します。
検索エンジン向けタイトルの決め方
- 狙うキーワードを含める
- キーワードは左に詰める
- 実績を記載して権威性をアピール
順番に解説しますね。
①:狙うキーワードを含める
タイトルに狙うキーワードを含めましょう。
どのキーワードで記事を表示させるべきか、検索エンジンが判断しやすくなります。
超基本的なSEO対策なので、マストでおこなってくださいね。
②:キーワードは左に詰める
タイトルにいれるキーワードは左に詰めましょう。
例えば「転職サイト ランキング」というキーワード。
悪い例
- 今まで30回も転職してきた私がおすすめする転職サイト3つをランキングで紹介
良い例
- 【厳選】転職サイトおすすめランキング!30回転職した私がデメリットまで徹底解説
狙うキーワードを左詰めに変えるだけで検索順位が上がることは普通にあるので、左詰めを意識しましょう。
③:実績を記載して権威性をアピール
権威性のアピールは、E-A-Tを高めることに繋がります。
E-A-Tは専門性・権威性・信頼性の略でして、Googleが最も重要視※していることです。
※検索品質評価ガイドライン
例えば、下記のようにタイトルに実績を載せるとSEO評価も上がるでしょう。
権威性アピールになるタイトル例
- 月500万稼ぐブロガーがブログで月5万稼ぐ方法を徹底解説します
記事の説得力が増すので、検索エンジンだけでなくユーザーに好まれる記事にもなりますね。
【ユーザー向け】ブログの記事タイトルの決め方7つ
次はユーザーに好まれるタイトルの決め方について紹介します。
具体的には下記を意識して、作ってみてください。
ユーザー向けタイトルの決め方
- 記事タイトルの文字数は33〜40文字に抑える
- 特に前半の13~15文字に魅力を詰める
- 注目させたい文字には記号を活用
- 具体的な数字をいれる
- 記事を読むメリットを伝える
- 読者に魅力が伝わらない文章は削除する
- 上位記事と差別化したタイトルを意識する
順番に解説しますね。
①:記事タイトルの文字数は33〜40文字に抑える
記事タイトルの文字数は33〜40文字にするのがベターです。
下記のように端末によって、タイトルに表示される文字数が変動するから。
- スマートフォン→43文字
- SNS→40文字
- パソコン→33文字
表示できる文字数を超過した分は「…」で表示されます。
基本的にはどの端末でも表示される33文字をベースに、タイトルを考えると読者に一番魅力が伝わりますね。
②:特に前半の13〜15文字に魅力を詰める
特に前半の13〜15文字に魅力を詰めるのが大切です。
なぜなら一般的に、人が一瞬で認識できる文字数は13~15文字程度だと言われているから。
日本最大のニュースサイト「Yahoo!」のニューストピックの見出しも、13文字が上限になっているのは有名な話。※
※参照:news HACK
1スクロール0.3~0.5秒ほどで情報の必要/不要を判断される時代なので、前半に魅力を凝縮することはとても重要なのです。
③:注目させたい文字には記号を活用
記事タイトルの中でも注目させたい文字には、記号を活用してください。
下記はよく使われる記号です。
- 大括弧【】
- バーティカルバー:|
- びっくりマーク:!
- はてな:?
例えば、在宅でできる副業を探している人に記事を作る場合、下記のようなタイトルだと興味付けできるはず。
悪い例
- 副業おすすめランキング11選|在宅でできる人気の副業を紹介
良い例
- 【在宅OK】おすすめの副業ランキング11選|初心者でもできる人気の副業
後者が圧倒的にクリックしたくなりますよね。
④:具体的な数字をいれる
タイトルには、具体的な数字をいれましょう。
定性的な表現より、定量的な表現の方が説得力が増しますからね。
例えば下記の場合、圧倒的に後者の方が説得力を感じるはず。
悪い例
- クリック率を上げる方法!超具体的な12の改善テクニック
良い例
- クリック率が4.3倍になった超具体的な12の改善テクニック
数字が入ると「読む価値がありそうだな」と直感的に感じてくれやすくなるので、クリック率も上がりやすくなりますよ。
⑤:記事を読むメリットを伝える
タイトルには、記事を読むメリットもいれましょう。
メリットを提示してあげることで、読む価値があると思ってもらえるため、クリック率UPに繋がります。
例えば、どのように悩みを解決するのかが分かるタイトルを書いてあげるといいですね。
TOEIC800点とりたい人へは、下記のようなタイトルが刺さるはず。
タイトル例
- TOEIC800点を確実にとる勉強法を満点98回獲得した英語教師が解説
これだと「実績のある人が教えてくれるなら読む価値ありそう」と思いますよね。
⑥:読者に魅力が伝わらない文章は削除する
これは下記の例文を見た方がイメージしやすいです。
悪い例
- SEO対策って何?初心者が知っておいた方がいいことを教えます
良い例
- 【初心者向け】上位表示に必要な23のSEO対策方法を丁寧に解説
2つを比べた場合、悪い例でアンダーラインを引いた部分は何の意味を持たないため、削除すべき文章です。
ムダな文字が入ると情報密度が薄くなり、読者に刺さりにくタイトルになるため、クリック率も下がります。
できるだけ意味の持たない文章は削って、情報密度の高いタイトルを作りましょう。
⑦:上位記事と差別化したタイトルを意識する
上位記事と差別化したタイトルを意識することも重要。
検索結果一覧で出てくるタイトルが似たようなものばかりだと、上から順番にしか見られません。
もしドメインパワーの影響で3位までが限界だったとしても、他の記事と異なったタイトルなら興味を持ってくれるはず。
このように独自性のあるタイトルを付けられれば、上位記事に下克上も可能なので意識してみましょう。
記事タイトルのクリック率を最大化する裏技3つ
ここまではタイトル作りの基本を説明しました。
この章では、ブログで稼ぐ人達が必ずやっているタイトル作りの裏技的部分を紹介します。
裏技3つ
- 記事タイトル冒頭に心理学要素満載のフレーズを使う【例文掲載】
- 記事は穴場キーワードで書く
- コピーライティングを学ぶ
タイトル作りの盲点が明らかになるので、参考にしてください。
①:記事タイトル冒頭に心理学要素満載のフレーズを使う【例文掲載】
前述したとおり、タイトル前半の13〜15文字部分は特に重要な部分。
稼ぐブロガー達は上記を理解しているため、読者の心を引きつける心理学要素満載のフレーズを冒頭に盛り込んでいます。
具体的には、下記のようなフレーズを使うとクリック率が高くなりがち。
心理学要素満載のフレーズ例
- 秘訣
- 一撃で
- 保存版
- 〜は必見
- 悪用厳禁
- 徹底比較
- 削除覚悟
- 〇〇年最新
- 衝撃の事実
- 知らないと損する
- 99パーセントは知らない
上記をタイトルに入れるなら下記のとおり。
例文
- 【保存版】面接での逆質問例文・ポイントまとめ
- 【2022年7月】プロが選んだおすすめ優良マッチングアプリランキング!恋活アプリ比較表
- 【徹底比較!】おすすめのプロテインを紹介!おすすめの飲み方や選び方も解説しています!
文字数や記事の内容によってはいれない場合もありますが、心理学的フレーズは効果バツグンなのでぜひ活用してみましょう!
②:記事は穴場キーワードで書く
クリック率を最大化するには、穴場キーワードで記事を書くこと。
収益性が高い割に競合が少ないキーワードなら、必然的にクリック率が高くなるからですね。
穴場キーワードの探し方は、下記で解説しています。
分かりやすいと口コミをもらった記事なので、参考になると思いますよ!
③:コピーライティングを学ぶ
コピーライティングとは、人間心理を理解し、言葉で読者の行動を変えるライティング技術。
よく使われる場所は、購買を促すために出す”広告”です。
人を惹きつけるための文章=コピーライティングなので、クリック率の高いタイトルを作るならぶっちゃけこれを学べば本質を理解できます。
コピーライティングを学ぶのにおすすめの本は下記のとおり。僕もこの本で学びましたよ。
初心者でも理解できるように例文付きでコツを解説している本です。
コピーライティングを本で学びたいなら、まずはこの本を選んでおけば間違いないですよ。
魅力的なタイトルを付けるための練習方法
本記事で説明したコツを効率よく会得するには練習が重要。
そこで、クリック率が高いタイトルを短期間で作るために、練習方法を考えてみました。
下記のステップで練習していけば、短期間で魅力的なタイトルを作れるようになるはずですよ。
魅力的なタイトルを作る練習法
- STEP1.決め方やコツを理解する
- STEP2.決め方やコツを意識してタイトルや文章を作る
- STEP3.作成した記事や文章をSNSで投稿する
- STEP4.タイトルや文章を分析する
順番に解説していきますね。
STEP1:決め方やコツを理解する
まずは、今回紹介したコツを理解するまで、本記事を読み直してみましょう。
ある程度、決め方やコツを頭に落とし込んでおかないと、スムーズにタイトル作りができませんからね。
何か疑問点があれば、僕はTwitterをしているのでDMしてくれても大丈夫ですよ。
STEP2:決め方やコツを意識してタイトルや文章を作る
次に、決め方やコツを意識してタイトルや文章を作ってみましょう。
え?タイトルだけじゃくて文章も作るってどういうこと?
ここでいう文章とは、主にSNSで発信する際、作る文章のこと。
例えば、Twitterでは投稿文字は140文字までという制限があるため、短い文章でユーザーを惹きつける訓練ができます。
SNSでの発信はコピーライティングのコツを掴むには絶好の練習場なので、タイトルだけでなく文章も作ってみてほしいのです。
STEP3:作成した記事や文章をSNSで投稿する
次に、作成した記事や文章はSNSで投稿しましょう。
ブログ初心者の場合、記事を投稿しても上位表示されるまでにラグがあるため、タイトル分析に相当時間がかかってしまいます。
しかし、SNSならユーザーから反応をすぐにもらえるので、タイトルや文章の分析がしやすいです。
最短で魅力的なタイトルとは何かを理解するのであれば、SNSで反応をみてみるのが近道となります。
STEP4:タイトルや文章を分析する
次に、反応率をみてタイトルや文章を分析しましょう。
例えばTwitterの場合、ツイート右下の三本線を押すと、下記のようにツイートの反応率を確認できます。
エンゲージメント率や記事のクリック率がよければ、読者に刺さるタイトルや文章を作れている証拠です。
もし普段の投稿より反応率が悪くても、なぜ悪かったのか仮説を立てて再トライすれば大丈夫。
PDCAを繰り返せば必ず、魅力的なタイトルを作成できるようになるので頑張りましょうね。
魅力的な記事タイトルを作るためにまずは決め方やコツを再確認しよう
今回はブログの記事タイトルの決め方について解説しました。
タイトルは検索エンジンとユーザーの両方に向けて作る必要があります。
決め方のポイントをまとめると下記のとおり。
検索エンジン向けのタイトル
- 狙うキーワードを含める
- キーワードは左に詰める
- 実績を記載して権威性をアピール
ユーザー向けのタイトル
- 記事タイトルの文字数は33〜40文字に抑える
- 特に前半の13~15文字に魅力を詰める
- 注目させたい文字には記号を活用
- 具体的な数字をいれる
- 記事を読むメリットを伝える
- 読者に魅力が伝わらない文章は削除する
- 上位記事と差別化したタイトルを意識する
上記ポイントを抑えてタイトルを決めれば、クリック率が改善されるでしょう。クリック率が改善されれば、検索順位もUPする可能性がありますよ。
まずは今回紹介した決め方やコツを再確認して、タイトル作りをしてみましょう!
今回は以上です!