- どのジャンルのブログをすればいいか分からない
- 色々サイトを見たけど結局ジャンルが決まらない
- 専門知識がない自分でもできる、ブログジャンルを見つけたい
ブログを始めようと思ったものの、上記のようにジャンルが決まらず前に進めない人は非常に多いです。
しかし、本記事では専門知識がなかった僕でもブログジャンルを見つけたコツを要素分解して解説します。
本記事の内容
- ジャンル選びの心構え4つ
- ブログジャンルの決め方1〜3
- どうしてもブログジャンルが決まらない人に勧めるジャンル2つ
- 避けるべき稼げないブログジャンル2つ
- ブログの方向性の決め方
見出しを順番に読んでいただければ、あなたに合ったブログジャンルが見つかるはずです。
- 専門知識がない方
- 自分の経験の何がジャンルにできるか知りたい方
は、ぜひ参考にしてください!
ブログジャンルが決まらない人へ。ジャンル選びの心構え4つ
ブログ初心者にありがちなのが、あれこれ考えてジャンルが決まらない状況。
しかし、その気にしていることは実際ブログ初心者の段階では気にしなくていいポイントだったりします。
そこでこの章では、ジャンル決めの妨げになるような不安や心配を取り除くための心構えをお伝えします。
参考にしていただくと、ジャンル決めがスムーズに行きますよ!
①:知識不足は気にしなくていい
- いくつかジャンルの候補はあるけど、他人のサイトを見たら知識不足を感じて自信がなくなってしまった…
上記のように他人と比較して自信がなくなり、ジャンル選びが振り出しに戻ってしまう方は多いです。
しかし、今の時点で知識不足を気にする必要はありません。
なぜなら、記事を書いていけば今よりも知識が付き、あなたもクオリティの高い記事を書けるようになるから。
例えば僕自信むかし書いた記事を見てみると「よくこんな記事公開できたな...」と感じるものが多々あります。
しかし、100記事以上書いた今では検索上位に表示されるようなクオリティの高い記事を多く書けるようになりました!
このように最初からクオリティの高い記事を書ける人はほぼいないため、現時点で知識不足を感じても、自信を持って選んだジャンルに取り組んで行きましょう!
②:穴場ジャンルは探さなくていい
- ブルーオーシャンの穴場ジャンルでブログを始めて、すぐに利益を出したい!
上記のように考える人は多いですが、ブログ初心者が穴場ジャンルを探すのはやめた方がいいです。
なぜなら
・穴場ジャンルの本質はブログ初心者の感覚では分からないため、そもそも見つからない
・穴場ジャンルで検索してヒットするものは、だいたい既に手垢のついたジャンル
だからです。
そもそも初心者が見つけられる程度のジャンルは穴場とはいえません。
そのため、初心者は穴場ジャンルよりもまずは、好きなこと・興味のあることからジャンルを探しましょう。
③:無理に特化ブログを作らなくていい
特化ブログとは、1つのジャンルに特化したブログのこと。
SEO的に成長が早く・収益化しやすいといった魅力があります。そのため、特化ブログに挑戦する方は多いです。
しかし、特化ブログは一晩中語れるほどのジャンルでなければ上手く運営できないため、とてもハードルの高いブログです。
僕も最初は収益性の観点から特化ブログにチャレンジしました。
しかし結果は惨敗。特化ブログで勝つには知識量とアドバイスできるほどの経験値が必要と学びました。
ブログ初心者は雑記ブログから始めることを推奨
専門的な知識がない方は、雑記ブログを推奨します。理由は前述のとおり。
とはいえ、たんに複数のジャンルを選択するのではなく、シナジー効果を期待できるジャンルを多くて3つ選択すること。
シナジー効果とは、複数で協力し合うことで単体で行うよりもいい効果が得られる状態。いわゆる相乗効果みたいなものです。
例えば、筋トレ・ジム・食事という組み合わせは、ボディメイクしたい男性にとってどれも知りたい情報なのでシナジー効果があるといえます。
シナジー効果を意識することで半特化ブログになるため、ある程度収益性が担保され稼げない心配も減るでしょう。
それでも特化ブログが恋しい方は、雑記ブログのアクセス数がUPし人気のジャンルが見えてきた段階で、そのジャンルに注力するのがベストだと思います。
④:ブログジャンルがすぐに決まらなくても焦らない
ブログジャンルがすぐに決まらなかったり、定まらなかったりしても焦らないことが重要です。
なぜなら、焦ると人は冷静な判断ができなくなるため、最適なジャンルを選べなくなります。
実際、僕はブログを始めたころ収益化に急ぎすぎて、競合調査や差別化・リサーチを怠ったまま高単価ジャンルに取り組み撃沈しました。
ブログに興味を持ったあなたは収入を早く上げたいといった心境だと思うので、多少焦りがあることでしょう。
しかし焦りは足枷でしかないため、これからはウサギと亀の亀のメンタルでブログに取り組んでみてください。
ブログジャンルの決め方
さっそくブログジャンルの決め方を紹介します。
本記事では決め方を3段階に分けており、人によって最初に見る章が変わってきます。
そのため、まずは下記を参考に最初に見る章を決めてください。
見る章の決め方1
見る章の決め方2
- 既に何個かジャンルの候補はあるが、本当にこのジャンルでいいか心配な人
こんな人は...
▼
ブログジャンルの決め方2から始めてください。
2で始めてジャンルが決まらなかった場合は、1に戻って3まで実行しましょう。
ブログジャンルの決め方1|自己分析編
この章では、自己分析を行なっていただきます。
理由は、まずあなたの得意分野・興味のある分野をきちんと把握したうえでジャンルを考えないと、納得いくジャンルに出会えないから。
なかなかジャンルが決まらない方も自己分析を行うとスムーズにジャンルが見つかる傾向にあるのでぜひ試してみてください。
前述した心構え4つを念頭に、さっそくやっていきましょう!
興味・関心があることを全て書き出す
興味関心があることを全て書き出すことで自己分析を行なっていきます。
興味関心があることとは
- 趣味や得意なこと
- やってみたいこと
- 悩んで調べてみたことのあること
です。
また書き出すときのポイントは詳細に書き出すこと・現在だけでなく過去の興味関心も考えてみること。
例えば趣味や得意なことを詳細に書き出す場合、YouTube鑑賞が趣味の方はどんなジャンルで何の動画が好きなのかまで詳細に書き出してみましょう。
このように興味・関心を深掘りすると、自分の得意またはやりたいジャンルの本質が見えてきます。
さっそくメモに書いてみよう!
ブログジャンルの決め方2|収益化の可否編
ここでは選んだジャンルが収益化できるのか・収益化に向いているのかを判断していきます。
そのために下記の2つを調べていきましょう。
- 市場規模
- アフィリエイト可否
市場規模を調べる
まずは書き出したジャンルの市場規模を調べます。
理由は、市場が小さい(求めている人が少ない)といくら売っても買ってくれず利益にならないから。
市場規模を調べるには、「aramakijake」というツールを利用し書き出したジャンルの検索ボリュームを調べます。
検索ボリュームとは検索キーワードが、ユーザーに検索される回数のこと。
おおよそ検索ボリュームが1万以上の市場規模であれば、取り組んでみてもいいでしょう。
下記に従って書き出したジャンルの検索ボリュームを調べてみよう!
STEP1:aramakijakeにアクセス
aramakijakeにアクセスして、下記のようなサイトが表示されたらOK。
STEP2:キーワードを入力
検索窓に調べたいキーワードを入力して、「チェック」をクリックします。
STEP3:表示された検索ボリュームを確認
入力したキーワードにおける、GoogleとYahooの月間推定検索数と、検索順位別の月間検索アクセス予測数が表示されます。
Googleの月間推定検索数を見て、1万以上であれば取り組んでみてもよいジャンルになります。
アフィリエイト可否を調べる
市場規模が問題なかったら、アフィリエイトができるのかを調べていきましょう。
今回は4種類の調べ方をご紹介します。
①アフィリエイトしている人がいるかSNSを調査
まずはあなたが選んだジャンルでアフィリエイトをしている人がいるかSNSを調査していく方法です。
調べ方としては
- Twitter、Instagramで選んだジャンルに関連する単語を検索
- ブログを持っている方、インスタでマネタイズしてる方を見つける
- 投稿を見てどんな広告を貼っているか確認する
といったフローで調べてみてください。
自分がやりたいジャンルの先駆者を見つけられたら、ロールモデルにしてみてもいいかもしれません。
②:キーワードをGoogleで検索
キーワードとは、簡単に言うと検索窓に入力する単語の羅列のこと。
例えば、筋トレというジャンルを選んだ場合、検索窓に筋トレと入力します。
検索候補が出てくるため、1つずつ検索し企業ではなく個人が運営しているブログを見つけましょう。
もし見つけたらいくつか記事を見てみてください。広告が貼られていれば、アフィリエイト可能ということになります。
ちなみに、広告にカーソルを合わせると左下にURLが表示され、どこのASPの広告かもわかりますよ。
ASPについては次の項目で説明するよ!
③:ASPに登録して調べる
ASPとは、いくつものアフィリエイト広告を紹介している会社です。
ASPに登録することで僕たちはブログに広告を掲載できます。
登録後は下記3パターンで、選んだジャンルがアフィリエイト可能か調べてみましょう。
- ASP内で選んだジャンルを検索
- ASP内のカテゴリから選んだジャンルを探す
- ASP内の特集から選んだジャンルを探す
ASPにも特徴があるため、下記を参考にあなたの選んだジャンルにベストなASPを見つけましょう!
④:ブログマップで調べる
上記3つの方法でもアフィリエイト可否が分からなかった場合は、ブログマップで調べてみましょう。
ブログマップとは個人ブログをまとめたサイトのようなもの。
登録ブログ数は7,000以上!自分がやりたいジャンルでアフィリエイトをやってるブログが見つかる可能性は十分ありますよ。
ブログジャンルの決め方3|ジャンル集約編
最後は選んだジャンルを絞り込みましょう。多くても3つに絞れたらOK!
「ブログ初心者は雑記ブログから始めることを推奨」で説明したシナジー効果を意識してジャンルを絞ってみてください。
まとめられれば、ブログジャンルの完成です!
どうしてもブログジャンルが決まらない人に勧めるジャンル2つ
どうしてもジャンルが決まらない人は、下記ジャンルをおすすめします。
おすすめジャンル2つ
- HARM
- 登場したばかりのジャンル
①:HARM
HARMとは、下記の頭文字を取った造語。
- Health:健康、美容
- Ambition:将来、夢、キャリア
- Relation:人間関係、結婚、恋人、会社
- Money:投資、副業、年収アップ
人の悩みの9割はこの4つに分類されます。
そのため、HARM関係のアフィリエイトは多く「ジャンルを決めたのに広告がない!」といった心配もありません。
また、あなたもどれかで悩んだことがあるはずなので、ブログで書きやすいはず。
HARMにする場合は、まずブログマップやSNSでサイト作りの参考となるロールモデルを探してみましょう。
②:登場したばかりのジャンル
登場したてのジャンルは個人・企業にかかわらずスタート地点が同じなので、個人でも勝ちやすい領域。
例えば下記は登場して間もないジャンルです。企業は組織なので行動が遅く、まだまだ本格的に参入してきておりません。
登場したばかりのジャンル
- NFT
- 食材宅配
- メタバース
- WEB3.0
そのため、下記のように数ヶ月でも爆発的に伸びている人がいます。
30日間でフォロワーが3,000人近く増えました!
収益も3倍になったので、人生何があるかわかりませんね。ツイッターを伸ばすノウハウも溜まってきたので、定期的にスペースで消化します。
来月以降もコツコツ精進。これからもよろしくです☺️
Twitterから引用
あなたも興味があれば登場したばかりのジャンルにチャレンジし、先行者利益を得てみてはいかがでしょうか。
避けるべき稼げないブログジャンル2つ
ジャンル選びをする際に避けたいジャンルは2つあります。
ブログ収益化に直接影響する話なので、頭に入れておいてください!
避けるべきジャンル2つ
- YMYL領域のジャンル
- 興味のないジャンル
YMYL領域のジャンル
ポイント
「Your Money Your Life」の略。Googleが定義するお金や健康などユーザーの生活に直結する領域。
以下が「Googleが定義するYMYLの領域」です。
Googleが定義するYMYLの領域
- ニュース・時事問題:国際的な問題や、政治などの重要な問題
- 公共サービス・法律:一般的な生活を送るための情報
- 金融:投資や保険などの情報
- ショッピング:オンライン上でユーザーが商品を購入するECサイトなど
- 健康・安全:医療・病院関連・緊急時に必要な情報
- 人の集まり:人種や宗教、性別などについての情報
- その他:フィットネスや栄養、大学、就職など、人生の局面にかかわる情報
GoogleはYMYLの評価基準を特に厳しく定めていて、基準に沿わないブログは一瞬にして圏外にされることがあります。
2017年から大型のアップデートだけでも7回実施されており、そのたびに大きく検索順位が変動。
そのため、YMYL領域で信頼性の高い情報が提供できない限り、ブログジャンルとして選ぶのは避けましょう!
ただし、集客方法をSNSに限定する場合は気にしなくて良いですよ。
興味のないジャンル
興味のないジャンルは絶対に避けるべきです。
なぜなら、ブログは中長期の運用により結果が出る副業です。
興味のないジャンルで始めるとすぐに飽きてしまうため、結果が出る前に挫折します。
よくいるのが「興味はないけど稼げるからという理由で高単価ジャンルを選んでしまう人」
上記のような人で結果がでた人は見たことがないため、興味のないジャンルは避けるべきでしょう。
ジャンル選びができた後はブログの方向性も決めよう
方向性とはコンセプトのようなもの。
方向性が決まると
- 差別化になる
- 運営方針に迷いがなくなる
- ターゲットをイメージしやすくなる
などのメリットがあります。
方向性の設定は軽視されがちですが、あるのとないのとでは運営のしやすさが全く違います。
さっそく下記のステップで方向性を決めていきしょう。
方向性の決め方6ステップ
- あなたのブログで助けたい読者の悩みは?
- あなたが助けたい読者像は?
- そもそも解決できる情報は世の中にある?不足している?
- 情報が不足してない場合はなぜまだ課題?
- あなたはユーザーにどんな価値を提供できる?
- ブログの方向性を一言で表してみよう
あなたのブログで助けたい読者の悩みは?
あなたのブログではどんな悩みを持った人を救いたいですか?いくつか書き出してみましょう。
ポイント
- 今の会社の給料だけじゃ不満
- 同棲や結婚のために収入を増やして安心したい
- ネットで稼ぐノウハウを学びたい
- あわよくば副業で得たスキルを活用しキャリアアップ・転職・起業・独立したい
あなたが助けたい読者像は?
読者の悩みを書き出した後は、その読者がどんな人なのか考えましょう。
例えば、下記項目を全て考えることができればより深い読者像になりますよ。
ポイント
- 年齢
- 性別
- 住んでいるところ
- 職業(内容、役職)
- 収入、貯蓄状況
- 最終学歴
- ライフスタイル(起床・就寝時間、通勤時間、勤務時間、休日の過ごし方)
- 性格、価値観
- 人間関係、家族構成
- 趣味、興味
- インターネット利用状況、利用時間
- 所持するデバイスの種類
そもそも解決できる情報は世の中にある?不足している?
あなたが考えた読者の悩みを解決できる情報は世の中にあるか考えてみてください。
もし世の中にあった場合は、次のステップにいきましょう。
情報が不足してない場合はなぜまだ課題?
情報が不足してないなら、何が課題なのか考えてみましょう。
ポイント
- 専門性の高い情報ばかりで、初心者がみて分かる情報がない
- 最新情報に更新されていない
- ターゲット層に情報が届いていない
あなたはユーザーにどんな価値を提供できる?
今の状況をふまえ、あなたが読者にできることを考えてみましょう。
ポイント
ターゲット層に情報が届いていないことが課題なのであれば
→ターゲット層が多いSNSも運用し、スキーム作りをする
ブログの方向性を一言で表してみよう
上記5つの質問に答えていくと、あなたのwebメディアがどんな方向性で活動すべきかイメージがつきやすくなったはず。
もう少し具体的にイメージしやすいように、5つの回答を1つの文章にまとめましょう!
下記の項目を参考にするとまとめやすいですよ。
ポイント
- 誰に
- 何を
- どのようにして伝え
- どうなってもらいたいか
ジャンルと方向性が決まったらブログを書いてみよう
今回はジャンル決めに必要な心構えと決め方を解説しました。
ジャンルが決まった人はさっそく記事を書いてみましょう。ジャンルが決まってない人は、落ち込む必要はありません。
最初は少し興味のあるジャンルから始めて、後から路線変更するでも全然ありです。
機会損失だなと感じますが、それ以上に手を動かさない方がもったいないので、一度記事を書いてみることをおすすめします。