- ブログのリード文ってどう書くの?
- 初心者でも簡単に書ける方法を知りたい
リード文は記事の8割を決めると言われるほど重要な部分。
とはいえ「スラスラ書けない..」と苦戦する人は多いです。かくいう僕もそうでした。
しかし、リード文には型があることを知ってからは、読者に刺さるリード文をスラスラ書けるようになり、おかげで収益率も上がりました。
そこで本記事では
- 新PASONAの法則を使ったリード文の書き方
- 効果的なリード文を作るコツ5つ
- リード文に活かせる心理テクニック3つ
などをもとに、初心者でも簡単に読者に刺さるリード文を作る方法を紹介します。
特にアフィリエイトで収益を出したい人はマスターすべきですよ。そもそも導入で離脱されちゃうと商品の提案もできないのでね。
3分で読めるので、効果的なリード文を書けるようになりたい方は、最後まで読んでみてください。
そもそもリード文とは何?
リード文とは、本題に入る前に書く文章のこと。
本記事でいうと下記の部分です。
基本的に記事を書く場合は、リード文から書き始めます。
そのあと、H2見出しを入れる流れが執筆手順のセオリーです。
また、リード文は読者との最初の接点。記事の顔なので第一印象が悪いと即離脱されてしまいます。
プロのアフィリエイターも「リード文が記事の8割を決める」といっているため、適当に作るわけにはいきません。
作り込んだリード文がブログに与える好影響3つ
じゃあ、リード文を作り込むと、どんな影響があるのでしょうか。
2年ブログをやってきた経験から、下記のような影響があると言えます。
好影響3つ
- 滞在時間の延長
- 回遊率UP
- 収益率UP
順に説明していきますね。
①:滞在時間の延長
リード文を作り込むと読者がブログに滞在する時間が増えます。
なぜなら、本文への興味が増し記事を読み進めたくなるから。
滞在時間が伸びればGoogleからユーザー満足度の高い記事だと認識されます。
上位表示の可能性も上がるため、リード文を作り込む=収益化の一歩となるです。
②:回遊率UP
リード文を作り込むと読者が関連記事を読んでくれる可能性が上がるため、回遊率UPに繋がります。
回遊率が上がれば、ブログ滞在時間も伸びますからSEO的にもグッド。
また、関連記事がクリックされないと「この記事には関係ないリンクが貼られてある」とGoogleに認識されてしまいます。
低評価を避けるためにも、回遊率UPは大切なのです。
③:収益率UP
リード文を作り込むと読者に提案をできるきっかけになるため、収益率UPに繋がります。
記事によってはリード文に購入リンクを貼ることで、本文を読まれずとも報酬発生することも。
「今すぐ商品がほしい」という思いで記事を探している人もいますから、上記のようになるのは不思議ではありません。
魅力的なリード文が作成できれば、最短での収益化も夢ではないというわけですね。
ブログ初心者でも簡単!新PASONAの法則を使ったリード文の書き方
さっそく、新PASONAの法則を使ったリード文の書き方を紹介します。
新PASONAの法則とは、セールスライティングの型の一種で、下記の頭文字から来ています。
新PASONAの法則
- Problem:問題
- Affinity:親近感
- Solution:解決策
- Offer:提案
- Narrow:絞り込み
- Action:行動
人間の心理を応用し、成約率を上げるセールスライティングのテンプレートなので、リード文に応用すると大いに力を発揮しますよ。
PASONAの法則を活用したセールスコピーは、総額100億円の成果を上げています。
実績のある型なので効果はバツグンですよ!
まずはリード文の例を紹介
実は本記事のリード文も新PASONAの法則を使って書いています。
今回は上図を参考に各ステップの書き方を解説しますね。
STEP①:Problem(問題)
まずは、Problem(問題)
ここでは、読者のニーズを明確化します。
例文でいくと下記です。
どんな悩みがあってあなたの記事を見ようとしているか、箇条書きでまとめてみましょう。
STEP②:Affinity(親近感)
Affinity(親近感)では、かつて自分も同じ悩みがあったことを読者に伝えていきます。
悩みの共有により「あ、この人も同じ悩みがあったのか。ならこの人の記事は自分に合ってそう」と思わせることが可能に。
親近感を与えることは、成約率UPに繋がりますよ。
例文でいうと下記です。
ここでは過去の体験談を盛り込むと、記事に独自性もでて効果的ですよ。
体験談がない場合、Twitterなどから他者の口コミをもってくるのもオススメです。
「Twitterでも〜という声が多かったです」みたいに掲載すればOK。
STEP③:Solution(解決策)
Solution(解決策)では、ニーズ(悩み)をどのような方法で解決するのか・したのかを提示します。
例文でいくと下記です。
「結論、〜をやれば解決できます」という感じで、結論ベースの文章にすると伝わりやすいですよ。
STEP④:Offer(提案)
Offer(提案)では、商品内容を提示しましょう。
ブログでいうと、商品内容=記事の内容になります。
例文でいくと下記です。
ポイントは「圧倒的にわかりやすく伝えること」
あなたの記事は、ズバリどんな記事か?という視点で考えてみましょう。
競合記事にはない特典を提案できれば、なお読者に刺さりやすいリード文になりますよ。
STEP⑤:Narrow(絞り込み)
Narrow(絞り込み)では、あえて読者をふるいにかけます。
実は読者を限定することで、成約率が何倍も高くなるという事例が。
例文でいうと下記になります。
例えば、
- 性別で限定
→女性の方は必見です! - 性格で限定
→休みの日についつい遅くまで寝てしまう人にオススメ! - レベル別で限定
→ブログ初心者は最後まで読まないと損すると思いますよ - 商品の条件に合った人で限定
→ただし、会員の方だけに限ります
などなど、いろんな絞り込み表現がありますよ。
STEP⑥:Action(行動)
Action(行動)では、読者にさせたい行動を伝えましょう。
例文は下記になります。
ブログでは「記事を読んでほしいのか、商品を買ってほしいのか」が主なActionになるはずです。
書き方を覚えただけでは不十分!効果的なリード文を作るコツ5つ
魅力的なリード文を作るには、書き方を覚えただけでは不十分です。
下記のコツも実践できれば、読者により刺さるリード文が作れますよ。
コツ5つ
- 検索ユーザーの深堀り
- 記事によってリード文の文字数を変える
- 上位記事を参考にする
- 堅すぎない文章にする
- リード文が映えるデザインテーマを使う
順番に解説していきます。
①検索ユーザーの深堀り
魅力的なリード文を作るには、検索ユーザーの深堀は欠かせません。
なぜなら、相手を知らなければ「どんな言葉・表現」を使えば響くのか分からないから。
例えば、オススメの飲食店を友人と他人に紹介する場合、もともと趣味・性格・好みを知ってる友人の方が提案しやすいですよね。
リード文もどんな人に紹介するのかが明確であれば、深い文章を作ることが可能。
なので、事前に
- 検索意図の調査
- 潜在・健在ニーズの洗い出し
- ペルソナ設定
を行い、1人の人物を設定しておきましょう。
検索ユーザーの深堀をするなら、下記の記事が参考になりますよ。
②記事によってリード文の文字数を変える
記事によってリード文の文字数は変えるべきだと思います。
すぐに本題を知りたい人が多いキーワードだった場合、長々とリード文が続くとストレスから直帰率や離脱率が高くなってしまいます。
下記文字数を目安にリード文を作成してみるといいかと。
文字数 | 狙うキーワード |
200文字以下 | まとめ系・使い方系・商品紹介系etc |
200文字以上 | 学ぶ系・スキル系・講座系etc |
常に「どんな読者が読むのか」を想定しながら書くと、適切な文字数の判断ができますよ。
③上位記事を参考にする
魅力的なリード文を作成するには、上位記事を参考にするのもアリ。
上位に表示されているということは、読者からの満足度が高い記事なので。
自分が作ったリード文の文字数やターゲット層に自信がない場合、上位記事を参考にしてみるといいでしょう。
④堅すぎない文章にする
ブログの方向性にもよりますが、堅すぎない文章にすると記事に友達が紹介してくれているような安心感が出ます。
安心感がでると、読み進めてもらいやすくなるので収益率も上がる可能性が。
ブログで1億円以上稼いでいるクロネコさんも、堅すぎないリード文を推奨していました。
リード文カチッとしてる人多いけど、もうちょい砕けた方が個人っぽくていいんじゃね?「今回はこの悩みについて解決策を書きます」じゃなくて
「いやー、この悩みマジで根深いですよね。私もさんざん悩んで検索魔になってました。で、スパッと解決できる方法を見つけたのでシェアします」
とか
Twitterから参照
ブログを始めた頃は堅い文章になりがちです。
特に男性は砕けた文章を書くのが苦手なので、語尾だけでも柔らかくする意識をもっておきましょう!
⑤リード文が映えるデザインテーマを使う
リード文が映えるデザインテーマを使うのも、オススメです。
例えば、記事を開いたときにデザインが古くさかったり、ダサかったりして「この記事大丈夫?」と感じたことはありませんか?
このように第一印象が悪いとすぐ離脱される可能性が高くなります。そのため、魅力的なデザインのブログを作ることはとても大切。
ちなみに僕は「AFFINGER6」というテーマを使っており、個人ブログでも企業サイト顔負けのデザインにすることが可能です。
SEO対策・作業効率・収益率などの最適化も可能にする優秀なテーマとなっています。
魅力的なブログを作りたい方はぜひ使ってみてください!
リード文作成に慣れたら使おう!リード文に活かせる心理テクニック3つ
ここまでの内容でも十分魅力的なリード文は作成できます。
さらに収益化に近づきたい人は、紹介する心理テクニックをリード文に使ってみると効果的ですよ。
心理テクニック3つ
- ハロー効果
- プロスペクト理論
- ウィンザー効果
順番に説明していきますね。
①ハロー効果
ハロー効果とは、ある対象物を評価する時に、見た目や際立った特徴・功績に引きずられ、他の特徴についても評価が変わってしまう現象。
例えば、東京大学出身と言われると「素晴らしい仕事力や判断力を当然もちあわせているだろう」と推測しますよね。
そのため、リード文で実績や経歴をアピールすれば、記事の信憑性も上がるというわけです。
ハロー効果の活用法
- 自分の経歴や実績をアピールする
- 好感度の高い有名人が使用していることをアピールする
- 有名企業の商品・サービスであることをアピールする
- 「〇〇賞受賞!」「人気の」などのワードを使用する
自分に実績がなくても他人の実績を利用することで記事の信頼度が上がるので、とても便利な心理テクニックです!
②プロスペクト理論
プロスペクト理論とは、損をすることを嫌がる人間の性質を利用した心理テクニックです。
人間は得をするより損をする方が心理的影響を大きく受けるので、損を回避できるというフレーズは効果的。
プロスペクト理論の活用法
- 「〇〇しないと損!」など、損失回避をあおるワードの使用
- 「全額返金保証」や「無料おためし期間あり」と記載
例えば、記事を見ないと「〇〇になりますよ」と表現してみましょう!
③ウィンザー効果
ウィンザー効果とは、第三者が発信する情報の方が信頼性が高くなるという性質を応用したテクニック。
第三者の情報というのは、第三者がする評価・レビュー・口コミ・感想が該当します。
ウィンザー効果の活用法
- 記事に対する良い口コミを掲載
- 商品に対する良い口コミを掲載
例えば日頃からSNSで情報発信していれば、第三者から記事を評価されることもあります。
良い評価をもらったら記事に掲載してあげると、記事の信頼度がバツグンになりますよ。
まとめ:ブログのリード文の書き方は新PASONAの法則を活用すべし!
新PASONAの法則はリード文に応用すると、大いに力を発揮します。
ブログ初心者でこれからアフィリエイトを本格的にやっていきたい方は、ぜひリード文に活用してみて下さい。
ちなみに、書き方は分かったけど各ステップで効果的なフレーズが出てこないという人は、下記の本がオススメですよ。
各ステップに適した単語を一覧で確認できます。フレーズごとの例文も掲載されているのでとっても分かりやすいです!
本記事もこの本を参考に執筆しましたよ。効率よくリード文を書きたい方は購入してみることをオススメします。
今回は以上です!
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